プログラミング関係の本は食傷気味なので、気分を変えて読んでみました。
勝手に付与されたPayPayなんとかポイントで買いました。
インタフェースデザインのお約束 ―優れたUXを実現するための101のルール
- 作者:Will Grant
- 発売日: 2019/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
内容
主にWebサイト(と若干アプリ)のUXやUIについての法則やアンチパターンについて書かれています。
読んでみて、UIとUXが7:3くらいのウェイトなのかなと思いました。
内容はWeb周りのエンジニアなら知ってそうなことが半分くらいでしたが、のこりは割とためになる内容でした。
アプリエンジニアの視点から言うと、
- 049 ユーザーが入力したデータは指示されない限り消すな
- 059 無限スクロールが必須ならユーザーの現在位置を保存し、そこに戻れ
- 097 「それ、モバイルでも動く?」はもはや過去の質問
などが割と関心のある内容かなと思いました。
感想
後ろの方に書いてある、UIは模倣から始まるという内容はその通りだと感じています。
ただ、模倣される側としては当然不利益を被るので、どこまでが許されるかというのは現状モラルに委ねられる部分もあり、難しい問題かと思います。
ネイティブエンジニアとしては、モバイルで動くのが当たり前という節では、宿敵の「それWebでよくね?」おじさんみたいな話が出てきて、耳が痛かったです。
この本の総評としては、本の中で繰り返される内容やある意味常識的な内容もあり、若干荒削りなため、めちゃくちゃオススメというではないですが、さっと読めてお手頃な値段なので、買って損はないかなと思いました。☆3.2くらいです。
なぜか終始disり口調なので、読んで面白いというのはありました。